経理・会計コンサルティング「メリービズ経理DX」を導入することにより、業務の脱属人化に成功。業務が効率化され、工数の削減、残業時間の削減も達成。

【 要 約 】

　伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社は、鉄鋼製品等の輸出入および販売、加工、サプライチェーンマネジメントなどを営む商社である。
　同社では、人員不足が原因でメンバーの負荷が増大し、残業時間が増え、組織に閉塞感が漂ったり、日常業務とプロジェクトが両立できないなどの弊害が起きてた。こういった状況を解決するためには人を増やす必要があり、「異動」と「採用」によっての解決を計ってみたが、経理部から人を動かしたばかりで、すぐに異動によって人員を取り戻すことは難しく、連結決算に関するスキル、あるいは営業経理に関するスキルの両方を有する人材をすぐに採用することも難しかった。残業過多という問題は、すぐにでも解決しなければならなかったので、新しく採用後に教育する時間はなかったので、採用以外の特効薬も必要だと判断した。そこで、営業経理の業務から連結決算・IFRS対応・財務諸表作成など高度な会計業務まで、経理・会計の幅広い領域でメリービズ株式会社に業務を依頼した。現在では、「メリービズ経理DX」を利用した決算業務支援や業務プロセスの効率化/再構築支援も行っている。
　メリービズ経理DXにより、コンサルタントに参画してもらってシステムの改善・改修を進めた結果、業務の脱属人化が進んだ。また、作業プロセスが効率化され、業務工数がかなり削減できたと感じている。以前は時間が非常にタイトかつ人員が不足していたこともあり、決算業務における確認点検作業に不安があったが、アウトソーシングすることによって第三者の目が入ることになり、業務の正確性が向上したことも大きな成果の一つだと感じている。