【 在庫管理システム「スマートマットクラウド」 | 事例 】

スマートマットクラウドを導入したことで、棚卸時間の月12時間短縮を実現。さらに、欠品・発注に関わる工数を削減し遠隔で各部門の自動化を実現。

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【 要 約 】

 株式会社日立産機システムは、産業用モーターや空気圧縮機の製造等、産業機器事業を広く展開し、製品やサービス、ソリューションの提供を通じて産業・社会インフラの発展に貢献している。
 同社では、毎月の棚卸の際に手動で膨大な数の部品を数えていたため、現場にかかる負担が重くなっていた。倉庫には約6,000点の部品があるため、毎月全ての品目の棚卸を行うことが現実的ではなかった。そのため月に1度、範囲を決めて順番に棚卸をする循環棚卸を実施していた。省力化して棚卸をする範囲を広げるために、棚卸を楽にするツールを探し始めたのが部品管理改善を検討し始めたきっかけだった。その際に、スマートマットクラウドを知り、導入を決定した。
 スマートマット導入にあたり、効果を検証のためにスモールプランを導入して、3か月ほど検証を行った結果「導入効果あり」との結論に至ったため、本格的な導入を進め、現在では205台のスマートマットを導入している。スマートマット導入検討の際にはRFID導入も検討していたが、タグの付け外しの手間やランニングコストの観点からもスマートマットの方が良かった。
 スマートマット導入後には、ひと月あたり720分(12時間)の省力化が実現した。これにより、スマートマットで管理している箇所は、毎月棚卸対象に含めることができるようになり、棚卸の対象品目数を広げる事ができた。また、スマートマット導入後は、在庫数が閾値を下回った際に工程部門と調達部門へ品薄アラートメールが届くようになったため、ピッキング作業前に通知メールが飛ぶことで品薄を事前に把握でき、日々頻繁に現物確認をすることもなくなった。

記事詳細:https://www.smartmat.io/case/factory/7753

提供企業(団体) : 株式会社スマートショッピング
利用企業(団体) : 株式会社 日立産機システム

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